今回紹介するのはロジクールの「POP MOUSE M370」。
このマウスは「PEBBLE M350」と非常によく似ているロジクールの薄型マウスだ。
▼ よく似ているマウス「PEBBLE M350」
しかし、PEBBLE(ペブル)のそれとは違い、「POP MOUSE」の方が機能が多く、形状はやや厚みを帯びている。
PEBBLE は、その名の通り「小石」のように薄い。
しかし、POP MOUSE は小石のように薄くない。
両者の違いを簡単に言うと、「PEBBLE M350」はシンプルな薄型マウスで、「POP MOUSE」は「PEBBLE M350」の上位モデルといったところだ。
POP MOUSEを使った感想
普段いろんなマウスを気分によって切り替えて使っている。
それらのマウスの中に、手の形状にフィットする「MX Master 3」や最近レビューした小型汎用マウス「M650 Signature」などがある。
これから書く内容は、これらと比較した感想になることを理解しておいてほしい。
▼ MX Master 3
▼ M650 Signature
使用感
やっぱり薄く感じる。
「PEBBLE M350」よりは厚いためその分持ちやすいが、やっぱり薄型マウスなりの持ちやすさだ。
極端に言うと、板を上から押さえつけるような感覚だ。
しかし、この形状が好きな人にとっては良いマウスだろうと思う。
持ち運びもしやすいし、かさばらない。
このマウスが結局のところどうなのかというと、かなり好きなマウスだということ。
なんというか、そこそこの質感の良さがあり、しかも扱いやすいのだ。
「SmartWheel スクロール」が Good!
「M650 Signature」にも搭載されている「SmartWheel スクロール」。
「SmartWheel スクロール」とは、ホイールを勢いよく指で弾くと、その勢い分、しばらくその慣性でスクロールしてくれるというもの。
縦に長い記事の閲覧中など、長い距離をスクロールダウン・アップしたいときに快適な体験が得られる。
この機能は、ぜひとも全てのマウスに搭載してほしいものだ。
なお、このホイールにはチルト(傾き)機構は無い。
デザイン
POP なカラーで、とてもおしゃれな印象を受ける。
その反面、オフィスなどでも目立つ。
私自身、黄色のPOP MOUSE を気にせず使っているが、派手な見た目がゆえに、気になる人もいるだろう。
接続方式
「Bluetooth」と「Logi Bolt USB レシーバー」の2種類。
接続性の良い USB レシーバー接続があるのは嬉しい。主にこれを使っている。
ペアリング数は最大3台まで。
丸いボタンで接続先をすぐに切り替え可能だ。
カスタマイズボタン
最大2個のボタンを違う役割のボタンとして、自分好みにカスタマイズすることが可能だ。
クリック音
静音ボタンを採用しているため、クリックおよび右クリックが非常に静かだ。
クリック感
クリック感の解像度は、同じように静音ボタンを搭載している「M650 Signature」よりも「POP MOUSE」の方が上だ。
POP MOUSE の方がクリックした感触が大きく、ハッキリと伝わってくるのである。
この差は、長い時間使えば使うほど効いてくる。
カラーバリエーション
カラーは全部で4種類。
「パープル」「イエロー」「ローズ」「グレージュ」
グレージュ以外は、なかなか派手な色合いになっている。
バッテリー
バッテリーは、単三乾電池1つ。
公式サイトによると、最長2年間持つらしい。
まとめ
- やや厚みのある薄型マウス
- 持ち運びがしやすい
- 「SmartWheel スクロール」が Good
- デザインがおしゃれ、だが派手なカラー。
- ペアリングは最大3台まで
- 「USB レシーバー」接続もできるが、USB レシーバー自体が別売り。
- 最大2個のボタンカスタマイズが可能
- クリック/右クリック音が非常に静か
- クリック感がジェントル
- カラーバリエーションは4種類
- バッテリーは乾電池1つ、最長2年持つ。
最強マウスではないものの、妙な魅力があるマウスです。