ロジクールの「M650 Signature マウス」についてレビューします。
M650 Signature マウスレビュー
このマウス、とても良いです。
シンプルかつ小型で扱いやすい。
その中でも良いと思うところは、「スクロールホイール」です。
公式では「SmartWheel スクロール」と呼ばれていますが、これの何が良いかというと、スクロールホイールを『ッターンッ』と勢いよく弾くと、その慣性のままスクロールしてくれるところです。
通常スクロールホイールは、1コリ、2コリ、3コリと、1ノッチずづしかスクロールしませんが、この「SmartWheel スクロール」では、数ページ分一気にスクロールしてくれます。
これが快適で仕方がないのです。
次に良いところは「戻る」「進む」ボタンが装備されていることです。
これも Web サイト閲覧時に重宝します。
サイズ感について
平均的な身長の男性からすると少し小さめに感じますが、小さいマウスが好きな人にとっては扱いやすい大きさです。※通常サイズの場合。
このマウスの「L」サイズも持っていますが、サイズ感はちょうど良いと感じるものの、持ち上げにくさをほんのわずかながら感じます。
ただ、普段利用しているのは「L」の方が多いです。
ペアリングについて
接続方法は、以下の2通りです。
- Bluetooth(※1台のみ)
- USB レシーバー(Logi Bolt USBレシーバー)
これは必要十分でしょう。
マウスカーソルの遅延が少しでも気になる方は「USB レシーバー」を、PC に USB-A ポートがない、もしくは Bluetooth で簡単に接続したいという方は「Bluetooth」を。
マウスの底面にある丸いボタンを長押しすることでペアリングモードに移行します。
重量について
重量は「101.4g」で、バッテリーは搭載されておらず、単三形乾電池1本で「最長24ヶ月」駆動します。
これもまた必要十分でしょう。
ボタンのカスタマイズについて
もう一つお気に入りの点は、ボタンの役割をカスタマイズできること。
「Logi Options+」というアプリを使うことで、「戻る」「進む」ボタン、「ホイール」ボタンに好きな役割を割り当てることができます。
役割には、「キーボードショートカット」や「コピー」、「ウィンドウを最小化」など様々なものがあります。
「マウスポインタの速度」なども変更することができます。
おまけ機能と言ってはなんですが、このマウスは「水平スクロール」にも対応しています。
「戻る」ボタンを押しながら「スクロールホイール」を回すことで、横にスクロールすることができます。
カラーバリエーションについて
「オフホワイト」「ローズ」「グラファイト」「レッド」「ブルー」があります。
Sinature マウスの種類
今回紹介したマウスは「M650」ですが、ボタンの数などが違う同形状のマウスも存在します。
- M650・・・「戻る」「進む」ボタンがある
- M550・・・「戻る」「進む」ボタンがない
- M750・・・「戻る」「進む」ボタンに加え、もう一つボタンがスクロールホイールの手前側にある。さらに、最大3台の Bluetooth デバイスに接続することができる。
「M550」は3ボタンの必要最低限マウス。
「M650」は5ボタンの汎用的なマウス。
「M750」は6ボタンで複数デバイスに接続できるマウス。
総評
良かった点
- シンプルかつ必要最低限の機能がそろっている
- 他の一般的なマウスにはない「SmartWheel スクロール」という数ページ分一気にスクロールしてくれる機能がある
- クリック音が図書館でも使える静かさ
- 手が届く価格帯
- 小型なので持ち運びに便利で、カバンにさっと入れられる
- カラーバリエーションが豊富
良くなかった点
気にしたことはないですが、強いて挙げるとすれば以下の点。
- 「戻る」「進む」ボタンのクリック音が、左右クリック音に比べ若干大きい