環境
機種: FortiGate 50E
ファームウェア: 6.2.15
「レーティングエラー発生時に Web サイトを許可」という設定は、ある日突然、すべての Web サイトが閲覧できなくなったとき等に有効な設定です。
FortiGuard の Web フィルタリングライセンスの有効期限が切れていたり、Web フィルタリング機能の評価に関する問題が発生したときに、以下のようなメッセージが表示され、Web サイトが閲覧できなくなります。
Web Page Blocked
An error occurred while trying to rate the web site using the webfiltering service.
設定方法
てこ
「セキュリティプロファイル」 → 「Webフィルタ」
てこ
「レーティングエラー発生時にWebサイトを許可」を「オン」
その他の解決方法
Webフィルタリングライセンスを更新
すべての Web サイトが閲覧できなくなった原因のほとんどは、FortiGuard の「Web フィルタリングライセンス」の有効期限が切れていたという理由が多いと思います。
その場合、「レーティングエラー発生時に Web サイトを許可」設定をオンにすることによって回避することもできますが、根本的な解決のために「Web フィルタリングライセンス」を更新しましょう。
セキュリティプロファイル(Webフィルタ)をオフ
また、IPv4 ポリシー(ファイアウォールポリシー)で「セキュリティプロファイル」の「Web フィルタ」をオンにしている場合は、設定をオフにすることで回避することもできます。
↓
まとめ
すべての Web サイトが閲覧できなくなったときに有効な方法は、以下の3つのいずれかです。
- 「レーティングエラー発生時にWebサイトを許可」設定をオンにする
- 「Web フィルタリングライセンス」を更新する
- IPv4 ポリシー(ファイアウォールポリシー)の「Web フィルタ」をオフにする