「ググる」から「bingチャット」へ。「bingチャット」の使い方

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「ググる」は、今でも代表的な調べ方だ。

しかし、「bing チャット」が登場した今、こちらを使った方が便利なように思う。

もし、まだ bing チャットを利用したことがないという人がいたら、今すぐに使ってみてほしい。

「ググる」との違い

「ググる」は、調べたいことを、単語スペース区切りで入力し、検索する。

たとえばこんな具合だ。

マイナンバーカード  申請方法

そうすると、検索文字列に引っかかった Web サイトの一覧が表示される。

そこから更に、自分で Web サイトのタイトルなどを確認し、そのサイトへ訪問、内容を読む。

一方、bing チャットではこうだ。

マイナンバーカードの申請方法を教えて

bing に自然な言葉で話しかけるように、文章を入力する。

「~を教えて」と入力するだけで十分であり、「~を教えてください」という風に、くださいまで入力する必要はない。

そうすると、以下のような回答が返ってくる。

マイナンバーカードの申請方法にはいくつかあります。

個人番号通知書および通知カードに同封されている交付申請書等を使用した郵送申請、オンラインの申請、まちなかの証明写真機での申請があります。
オンライン申請はスマートフォンからでも行うことができます。

詳しい手順については、マイナンバーカード総合サイトや総務省のホームページで確認することができます。

詳細情報:
1. kojinbango-card.go.jp
2. nojima.co.jp
+3 その他

もっと詳しく知りたい場合は、「もっと詳しく教えて」と入力すればいいし、分かりにくければ「もっと簡単に説明して」と入力すれば良い。

これは、いったい何をしているのかというと、bing が代わりに Web サイトを検索してくれているのだ。さらに、複数の Web サイトの情報を要約し答えてくれる。

つまり、bing 自身に記憶した膨大な情報の中から回答しているわけではなく、その場で Web 検索し、要約し、回答しているのである。

ChatGPT と違うところは、ChatGPT では事前に膨大な情報を取り込んで、記憶している中の情報から回答しているのに対し、bing では、その場で Web 検索しているという点である。

これは、あくまで私の所感であり、実際とは異なる場合があります。

ここでいう ChatGPTは「無料版」の ChatGPT(GPT-3.5)であり、有料版の ChatGPT ではありません。

私が双方を使った限り、回答の信憑性は、bing チャットの方に分があるように思う。

bing チャットでは Web サイトの内容を要約して回答してくれるが、その回答でもよく分からなかった場合は、参照元 URL を参照しよう。

参照元 URL とは、どの Web サイトから拾ってきた情報かを示しており、先ほどの「詳細情報」に書かれているリンクのことである。

より詳しい内容を知りたければ、参照元の Web サイトを訪問すれば良い。

bing チャットはこのように、Web サイトの情報を要約してくれるとともに、その情報元 URL も併せて教えてくれる。

ここまで聞いてみて bing チャットについてどう思うだろうか。

「ググる」より楽ではないだろうか。

Microsoft アカウントの作成

bing チャットを利用するには、「Microsoft アカウント」を作成しておく必要がある。

Microsoft アカウントの作成方法はこうだ。

1.以下の URL にアクセスする。
https://account.microsoft.com/

2.「サインイン」をクリック

3.「作成」をクリック

アカウント名には、「普段使っているメールアドレス」を利用するのが簡単な方法だ。

このタイミングで「新しいメールアドレス」を取得しても良い。

新しいメールアドレスの取得方法は、下記画像の「新しいメール アドレスを取得」から行ってもいいし、新しい GMAIL メールアドレスを作成しても良い。方法は任意だ。

ここでは例として、GMAIL を利用しています。

4.Microsoft アカウントとして利用するメールアドレスを入力します。

5.Microsoft アカウントで利用する、好きなパスワードを入力します。

Microsoft から入力したメールアドレス宛にセキュリティコードが届きます。

6.セキュリティコードを入力します。

7.ロボットではないことを証明するためにクイズに回答します。

少し難しいですが、左側の画像にある「アイコン×数」と一致する、右側の画像を選べば正解です。

たとえば、左側の画像に「長靴アイコン」があり、その数が「×4」を表示されている場合、右側の画像に「長靴アイコン」が「4つ」あるものを選べば正解となります。

アイコンの「白」と「黒」については区別されないようです。

このロボットではない証明方法は執筆時点のものであり、変更されている場合があります。

これで、Microsoft アカウントが作成できました。

bing チャットの使い方

方法その1

続いて、私がよく利用する bing チャットの利用方法の紹介です。

1.Web ブラウザ「Microsoft Edge」を起動します。

2.右上の「bing アイコン」をクリックします。

3.正確な情報を得るために「厳密」を選択する。

(もし、厳密で解答が得られない場合は、バランスに変更しよう)

4.質問を入力します。

方法その2

上記のようなブラウザの右の方に表示するのではなく、画面全体に表示したい場合は以下。

▼ タスクバーを右クリック→「タスクバーの設定」

▼ 「検索ボックス」を選択

▼ そうするとタスクバーに「bing アイコン」付き検索ボックスが表示されます。

bing チャットをしたい時は「bing アイコン」をクリック

Chromeでの利用

Web ブラウザ「Chrome」でも bing チャットを利用しようと試みましたが、Chrome では利用できないようです。

その時の画像が以下。

bing チャットの信頼性

bing チャットは、日々更新されているようなブログの記事も検索してくれるようで、本日改めて当ブログについて尋ねてみると、以下の回答が得られた。

てこ
てこ

「てこエンジニアブログ」について教えてください

「てこエンジニアブログ」は、様々なテーマについての記事が掲載されているブログです。例えば、「仮想化方式「コンテナ型」について簡潔にまとめてみた。」1や、「解凍ソフトLhaplusでZIPファイルが解凍できない時の対処法」1などがあります。また、このブログでは、「bing チャット」の利用方法も紹介されています1。

この回答内にある記事は、最近更新したものだ。

一ヶ月ほど前に同様の質問をした時に比べ、回答内容が更新されている。

つまり bing チャットは、最新の記事もちゃんと検索してくれており、常に新しい情報を届けてくれるということだ。

bing チャット利用方法のまとめ

  1. Microsoft アカウントを作成する
  2. Web ブラウザ「Microsoft Edge」を起動する
  3. ブラウザの右上にある bing アイコンをクリックする
  4. 「厳密」を選択する
  5. bing チャットに質問する