Microsoft 技術ドキュメントのおかしい日本語を分かりやすくする方法

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仕事柄、Microsoft 技術ドキュメントを読むことは多い。

Microsoft 技術ドキュメントは、Microsoft 製品の設定方法や仕様を正確に知るための公式ドキュメントであるが、いかんせん機械翻訳の程度が低いために日本語が読みづらい。

何を言っているのか分からない、まである。

そんな読みづらい日本語を読みやすくする方法がある。

それは、ブラウザの拡張機能「Google 翻訳」を利用し、翻訳手段を Microsoft 機械翻訳から Google 翻訳に変更するというもの。

たったこれだけで、ずいぶんと読みやすい文章に変化する。

Microsoft機械翻訳とGoogle翻訳の比較

例えば「Hyper-V レプリカを設定する」という技術ドキュメントの場合、以下のようなおかしな翻訳がある。

原文はこうだ。

Microsoft 機械翻訳

仮想マシンがフェールオーバーおよびセカンダリサイトにスタートすることを確認します。テストセットとトレーニングに便利です。

Google 翻訳

仮想マシンがフェイルオーバーしてセカンダリサイトで起動できることを確認します。テストとトレーニングに役立ちます。

「No」に至っては、”いいえ” とちゃんと訳されているところもあるのにもかかわらず、なぜか ”番号” と訳されているところもある。

技術ドキュメントでGoogle翻訳を利用する方法

もし、技術ドキュメントのページが日本語表示になっている場合は、下図の地球儀アイコンをクリックし、英語表示に変更してください。

↓日本語表示になっている場合

↓地球儀アイコンをクリック

技術ドキュメントのページが英語表示になっている状態で、

Google 翻訳の「このページを翻訳」をクリックし、ページ全体を日本語に翻訳します。

そうすると、読みやすい日本語文章に変換されます。

何故かこの方法がうまく動作しないページが中にはありましたが、その時は部分的に文章をコピーし、Google 翻訳に貼り付けて対応しました。

ブラウザを変更してみる等をしても良いかもしれません。

最後に

なんとも簡単な方法ではありますが、この方法にたどり着くまでは本当にあの機械翻訳を必死に読んでいました。

今考えると、この難解な日本語を読み解くために脳のリソースを無駄に使ってしまっていたと悔やみます。

地球儀アイコンで英語表示にする方法を紹介しましたが、技術ドキュメントページの左下にある言語設定で、最初から「English (United States)」にしておくのも良い方法だと思います。

Microsoft の難解な日本語に苦労されている方は、この方法を一度試してみても良いのではないでしょうか。

参考

Hyper-V レプリカを設定する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/virtualization/hyper-v/manage/set-up-hyper-v-replica