VLANスイッチは簡単に言うと、ハードウェアスイッチに機能を追加したスイッチです。
設定で「VLANスイッチモード」を有効化することで、ハードウェアスイッチをVLANスイッチとして利用することができるようになります。

新しいFortiGateモデルでは、「VLANスイッチモード」がデフォルトで有効化されていました。 (モデル 60F にて確認)
ハードウェアスイッチ
- 物理ポートを単一のL2セグメントとして集約する機能
- ハードウェアレベルで実装(高速)
ハードウェア スイッチ
ハードウェアスイッチインターフェイスは、FortiGate 上に存在するスイッチングハードウェア(つまり、FortiGate 上の統合スイッチファブリック(ISF)と呼ばれることもあるハードウェアスイッチングチップ)に基づいている仮想スイッチインターフェイスの一種です。
https://community.fortinet.com/t5/FortiGate/Technical-Tip-Comparing-Hardware-switches-Software-switches-and/ta-p/210092
ハードウェアスイッチを使用する主な利点の一つは、レイヤ 2 トラフィックをハードウェア内でスイッチングできることです。これにより、スイッチング性能が大幅に向上すると同時に、FortiGate の CPU 使用率も大幅に削減できることです。さらに、ハードウェアスイッチを通過する際には、NPU によるトラフィックハードウェアアクセラレーションがサポートされます。
ただし、ハードウェアスイッチインターフェイスの主な欠点の一つは、柔軟性が低下することです。たとえば、ハードウェアスイッチインターフェイスは、メンバーとして物理インターフェイス(RJ-45 イーサネットインターフェイスや SFP/SFP+ インターフェイスなど)のみを持つことができ、使用可能なインターフェイスの正確なリストはモデルごとに異なります。
VLANスイッチ
- ハードスイッチスイッチの機能を包含しつつ、さらに「VLAN ID」によるネットワーク分割/タグ付け通信が可能
- ソフトウェア/論理レイヤで実装(柔軟性重視)
VLANスイッチ
VLAN スイッチは、機能的にはハードウェアスイッチと同じですが(同じ CLI コマンドを使用して設定されます)、VLAN スイッチインターフェイスを通過するトラフィックに VLAN タグを割り当てる機能と、専用のイーサネットトランクインターフェイスを介してトラフィックを送信する機能の2つの機能が追加されています。
注1:VLAN スイッチはハードウェアスイッチの機能をすべて備えているため、ハードウェアスイッチと同じ場所で使用できます(つまり、ドキュメントを見る限りでは、両者は同じものとして扱うことができます)。
注2:FortiGate は、VLAN スイッチまたはハードウェアスイッチのいずれかを使用できます(両方を同時に使用することはできません)。VLAN スイッチの無効化はサポートされていますが、VLAN スイッチを無効化するとイーサネットトランクが有効になっているインターフェイスでイーサネットトランクが無効になり、VLAN スイッチがハードウェアスイッチに変換される前にVLAN 設定が削除されます。
https://community.fortinet.com/t5/FortiGate/Technical-Tip-Comparing-Hardware-switches-Software-switches-and/ta-p/210092
ハードウェアスイッチとの具体的な違い
ハードウェアスイッチとの具体的な違い1
VLANスイッチは「VLAN ID」を割り当てることができます。
---------------------
VLANスイッチ
---------------------
config system virtual-switch
edit 'VLAN_Switch'
set physical-switch 'sw0'
set vlan 100
config port
edit 'internal1'
next
end
next
end
------------------------------------------------------------------
ハードウェアスイッチ (同じく virtual-switch と表示される)
------------------------------------------------------------------
config system virtual-switch
edit 'VLAN_Switch'
set physical-switch 'sw0'
config port
edit 'internal1'
next
end
next
end

GUIでは「VRF ID」項目の下に「VLAN ID」項目が追加されていることが確認できます
ハードウェアスイッチとの具体的な違い2
VLANスイッチは、物理インターフェイスのアドレッシングモードで「イーサネットトランク専用」として設定されたインターフェイスと、特別に組み合わせることができます。
「イーサネットトランク専用」に設定できるのは、個々の物理インターフェイスのみです。
config system interface
edit 'internal4'
set trunk enable
next
end
VLANスイッチを有効にする方法
VLANスイッチを有効にする (CLI)
config system global
set virtual-switch-vlan enable
end
VLANスイッチを有効にする (GUI)
- 「システム」 > 「設定」
- “設定表示”セクションで「VLANスイッチモード」を有効にします。
- 「適用」をクリックします。


































