CentOS のサポートが切れた今、次に主流になりそうな Linux ディストリビューションの一つ「AlmaLinux」。
実際に、現場に導入されたディストリビューションです。
その基盤となるハイパーバイザーは、「Hyper-V」でなくても、仮想化ソフト「VMware Workstation」や「Virtual Box」でも Linux サーバーの構築は可能です。
ここでは、私が普段利用している「Hyper-V」を使っての構築方法をご紹介します。
AlmaLinuxのISOファイルダウンロード

下記の公式サイトへアクセス
AlmaLinux OS – 永遠に無料の商用レベルのオペレーティングシステム

[ダウンロード] をクリック


[Download ISO from mirrors] をクリック


好きなバージョンをクリック(この記事では 8.6 を選択)


好きなダウンロードサーバーをクリック(この記事では ftp.iij.ad.jp を選択)


AlmaLinux-8.6-x86_64-dvd.iso をクリック

Hyper-V設定

Hyper-Vマネージャー を起動



左側ツリーメニューの自PCホスト名を右クリック > 新規 > 仮想マシン


[次へ]


[名前] に任意の名前を入力 > [次へ]


[第1世代] を選択したまま > [次へ]


[起動メモリ] は 1024 と入力
”この仮想マシンに動的メモリを使用します”のチェックを外す > [次へ]


Default Switch を選択し [次へ]
※後から変更可能です。


[サイズ] を 20GB に変更し [次へ]
※後から変更可能です。


[ブート CD/DVD・・・] を選択後、[イメージファイル (.iso) ] を選択、[参照] をクリックし、ダウンロードした AlmaLinux の ISO ファイルをセット


設定内容を確認し、[完了] をクリック


作成した仮想マシン(この記事では AlmaLinux)を右クリック > 接続 をクリック


[起動] をクリック

AlmaLinuxインストール

[Install AlmaLinux 8.6] を選択し Enter


[言語] を適宜選択し [続行]
※下図では日本語を選択していますが、実際は English で作成を進めています


赤字の箇所をクリックし適宜設定する
・OS インストール先指定(Installation Destination)
・root パスワード設定(Root Password)
・一般ユーザー作成(User Creation)


下図はOSインストール先の指定画面。 特に何も変更せず左上の [Done] をクリック


下図はユーザー作成画面。 入力が完了したら左上の [Done] をクリック


赤字 箇所の設定が完了したら右下の [Begin Installation] をクリック


インストールが完了するまでしばらく待機します。
※ストレージ速度によりますが、だいたい5分~15分程度でインストールが完了します。


インストールが完了したら、画面右下の [Reboot System] をクリック


画面中央の [License Informatino] をクリック


画面下の [I accept the license agreement.] にチェックを入れ、左上の [Done] をクリック


画面右下の [FINISH CONFIGURATION] をクリック


AlmaLinuxが起動しましたね。お疲れさまでした!



