2020年9月に購入して以来、3年の歳月が経ちました。
私が利用しているキーマップは、他のそれとは大きく違い、日本語配列キーボードなのに内部的には US レイアウトを設定している。
そのため、このキーマップは日本語レイアウトのまま利用している人にとって参考にならないかもしれない。
それでも最高のキーマップだと思えるので紹介したいと思う。
キーマップの特徴
キーマップの特徴は以下の通り。
- 日本語キーボードに US レイアウトを設定している。
- HOME END PageUp PageDown キーが独立して存在する
(Fn キーを押す必要がない)
- (Fn 同時押しで) 音量 ミュート ボタンも作ってある。
日本語キーボードを US レイアウトに設定すると、Enter キーの左側が一つ余る。
- そこには Shift キーを割り当てた。
- プリントスクリーン キーも独立して存在する。
- バックスペース キーは、英語キーボードのように横長にした。
バックスペース キーが英語キーボードのように近く、HOME END PageUp PageDown キーが独立して存在するというところは、個人的に絶対に譲れないポイントだ。
キーマップ
スペース キーの左右に Pause キーと ScrollLock キーを割り当て後、PowerToys という OS 設定拡張アプリを利用することで、US レイアウトながら 無変換 変換 キーを実現している。
詳細については、記事下の関連記事、【HHKB日本語配列】US配列なキーマップ を参考にしていただきたい。
キーマップ(Fnキー同時押し)
Fn キーは基本的に左手小指の付け根あたりで押します。
音量調整ボタン
音量 ボタン、ミュート ボタンがある。
すぐ右下にある Fn キーと同時に押します。
- M キー … ミュート
- < キー … ボリュームダウン
- > キー … ボリュームアップ
ホームポジションのままカーソル移動
ホームポジションのままカーソル移動できるように Fn + J I K L を設定。
文字などの範囲選択時のために、Shift キー (Fn + 無変換) を設定。
左手小指付け根あたりで Fn を押しながら、左手親指で 無変換 キーを押します。
左手だけで便利ボタン
このキーマップは、以下のような「左手だけでできる操作」を実現します。
Enter
Enter キー (Fn + スペース で実現)
左手小指付け根あたりで Fn を押しながら、左手親指で スペース キー押します。
通常、Enter キーは右手押すためマウスから一度手を離す必要がありますが、このように設定すれば、右手をマウスに置いたまま Enter 操作ができるようになります。
画面ロック
Win + L キー (Win + Fn + L で実現)
左手の薬指・中指・人差し指で押します。
名前変更
F2 キー (Fn + 2 で実現)
左手小指付け根あたりで Fn を押しながら、左手薬指で 2 キーを押します。
おすすめIME設定
カタカナ変換
無変換 キーで全角カタカナ変換ができるように、以下のように設定します。
また、無変換 キーで IME オフとなるように設定しています。
半角英数変換
変換 キーで半角英数変換ができるように、以下のように設定します。
また、変換 キーで IME オンとなるように設定しています。
これで、スペース キーの左右のキー (無変換 変換) で「カタカナ変換」と「半角英数変換」ができるようになりました。
この設定によって、カタカナ変換と半角英数変換がとても楽になります。
特に半角英数変換については、全角(日本語)入力モードのままで英語・日本語が混じった文章を入力する際に非常に便利です。
上記の GIF アニメのように英単語の1文字目が大文字の場合、Shift + W で入力を開始すれば全角入力モードのまま「Windows」が変換入力ができます。
しかし、全角入力モードのまま全て小文字の英単語を入力したい時は、Shift 開始による英単語への変換入力ができません。
英単語の1文字目が小文字・大文字どちらにも対応できるのが”半角英数変換”です。
このボタンが押しやすい位置にあるのとないのとでは、入力効率が大きく変わります。
実物のキー配置
▼ US レイアウトにするメリットや、US レイアウトで 変換 無変換 キーを利用する方法は以下の記事(以前利用していたキーマップ)で詳しく説明しています。