2026年9月に発生した不具合(ログには”Fortigate scheduled update failed”が出力される)を一時的に解消する方法が分かったのでその方法を記述する。
ちなみに今回の事象は、DigiCertがCRL(証明書失効リスト)のフォーマットを変更したことが発端となっている。
■前提知識
FortiGuardサーバへの接続はデフォルトではAnycastアドレスへ接続する設定になっている(最寄りのFortiGuardサーバへ接続される)
今回の事象は、「Anycast FortiGuardサービス」のみが影響を受け、「Unicast FortiGuardサービス」は影響を受けない。
■一時的な解消方法
FortiGuardへの接続を「Anycastベース」から「古いUnicastベース」のFortiGuardサーバへ切り替える
■コマンド
①Unicastへ切り替えるコマンドを実行
config system fortiguard
set fortiguard-anycast disable
end
②FortiGuard同期コマンドを実行
execute update-now
上記コマンド実行後、10秒程度待ってから以下の確認コマンドを実行する。
③状態確認コマンドを実行
diagnose autoupdate status
↓実行結果
FDN availability: available at ・・・
「available(利用可能)」がFortiGuardサーバとの通信が復旧したということを示している。
もしavailableになっていないなら、原因は他にある。
これはあくまで暫定措置のため、後にAnycast接続に戻しておく必要がある(低レイテンシにするために)


