ドロー・ルーズ
先日、とある人と夜ご飯する機会があった。
結構グチが溜まっていたようだったので、何も言わずいったん聞き入れることにした。
ただ、そのグチは本人自身の思い出したくない嫌な過去でもあったため、「それを言うことで嫌な過去を思い出すよ」と言ったところ、「それでも言った方が少しは楽になる」と言って話すことを続けた。
こういう風に考えてしまうのは良くないかもしれないが、論理的に考えるとこうだ。
■グチる人
嫌だった過去のことをグチる = 嫌なことを思い出す負の感情 + グチることによるストレス解消 = プラマイゼロ
■グチを聞く人
たいだいストレス
この結果、誰もプラスになっていない。
あるのは「プラマイゼロの人」と「マイナスの人」だ。
損得で考えてしまうのは違うということもある程度理解はしているが、ドロー・ルーズの関係では誰も得していないことも事実だ。
人の心理は複雑だ
数日後、このことについてふと考えることがあった。
これはグチを言い合う同士だったら成り立つんだと。
私の場合、あまりグチを言うことがない。
なぜなら、まず自己解決しようとする、言ったところで解決しない内容だとそもそも言わない、言ったところで相手にストレスが掛かるだけだということを知っているからだ。
グチを言う人は、相手もグチを言う人を選んでいる。
お互いにグチを言い合う前提だから相手の話を聞くが、自分の話も聞いてもらうことでチャラにすることができる。
この場合はドロー・ドローか、ウィン・ドローといったところだろう。
なんか偉そうなことを言っているが、じゃあお前はグチを言ったことがないのかと言われそうだが、そんなことはあるに決まっておるじゃろう。




